来歴
テリアはルシファーたちと共にウトピアを築き上げた、最初のカエルム族の一員である。 優れた人形師であると同時に、大陸中から指名手配されている犯罪者でもあり、聖教会が最も許し難き罪――『神への冒涜』を背負う存在でもある。 その罪の発端は、世を震撼させた一つの創作にあった。彼女は比類なき技巧をもって、各国の要人を精巧に模した人形を作り上げた。中には、聖教会が絶対に冒涜を許さぬ聖女やカエルム族まで含まれていた。 その作品は神権への挑戦と冒涜にみなされ、聖教会と諸国の指導者たちの怒りを買った。 追討を逃れるため、テリアは北方の冬霧に包まれた森に身を隠し、術によって隠蔽された人形工房を構えている。 外の争いには関心を示さず、ただ創作に没頭する一方で、「美」に対して異様なまでの情熱と執着を抱いている。 「人形は裏切らない、そして醜くならない。永遠に最も美しい瞬間のまま……素敵だと思わない?」

